2009年5月13日 TCG全般 コメント (1)
1900現在、バケツをひっくり返した様な感じですね。

今日はカードの枚数の話をしようかと。
確率の話が絡む以上、強いカードは4枚入れたいですがそうもいかないと思います。
そんな時にどういう基準で枚数を増減させ、60枚以上の枠の中に収めればいいのかの
判断について、私なりの考察をしておきます。

1:「4枚入れて強いカードは4枚入れる」
「デッキを作る基本になりうる、いつ引いてもあまり困らない」
「枚数が減るにつれて、効果が薄くなるカ」カードだと思います。

具体例を出すなら、ラノエや思考囲いや大立者やモグの狂信者などでしょう。
私なら、デッキを作る段階で色とコンセプトが合うなら、まず4枚入れておきます。
そして、最後に欲しいカードがどうしても入らない時に1枚だけ減らして様子をみます。

2:「入れたいカードが多いって時は、4枚入れたい物を3枚づつにするとその分いろいろな物が積める」
これを定義するなら、
「4枚入れたいけど、4枚入れるには少し都合が悪い」
「2~4枚では効果的だが、1枚では効果が薄い」カードだと思います。

具体例はデッキによりますがラスゴ、若き群れのドラゴン、ローウィンの命令サイクルを私は挙げておきます。
ラスゴや謎めいた命令は4枚づつでも構わないのですが、これらを打つまでには最低4ターンかかるのと、それまでに使う軽いカードも欲しいので、あえてここに分類しています。

ここに分けたカードの利点は、他に入れたいカードがある場合、1枚だけ減らしてやる事で2枚までは余ったスロットに他のカードを入れる事が可能です。
4枚入れても強いという点では1のカードに近いのですが、コストが高めなカード、2~3枚でいいかなと思うカードを私はここに分類してます。

3:「強いカードの1枚刺しは、強い」
「効果が限定的な分、特定の状況でコスト以上の効果が出る」
「効果は強いがコストがかかる、または1回打てば有利になる」カードがここに入ります。

具体例としては、思考の大出血、残酷な根本原理、思考の粉砕、魔性の教示者辺りが該当すると思います。

ここのカードはシルバーバレット戦術や1枚分の隙間を埋めたい時に使ってます。
思考の大出血は1戦目で打つだけで相手のメインの構成を見る事が出来るし、魔性の教示者は打てれば次のターンに一番欲しいものが手に入るので、私なら場所があれば1枚入れておくだけの価値があると思っています。

最後に

上の1~3を実際に使うとすると…
1のカードを色とコンセプトに合わせて入れていく。
             ↓
2のカードを探して、枚数調整をしていく。
             ↓
      お好みで3のカードを足す
             ↓
        土地の調整をする
             ↓
      実際に使い、取捨選択

という感じになると思います。
感覚的な分類になるので、異論はあると思いますが
こういう考えもあるという一例だと思ってもらえればと。

コメント

nophoto
満月
2009年5月15日23:09

参考になります。
ついでなんで、俺の理論も。

1:7枚体制
緑系のデッキでラノエとバード(今だったら教主も含む)を4枚ずつ投入したデッキを組むことがあるかと思います。
が、経験上8枚体制はかなりやりすぎ感が漂い、序盤マナ生物のみとか終盤の勝負どころでマナ生物ドローとかがかなり多かったです。

そこで、枚数を1枚減らして4:3の7枚体制にしてみたらこれがかなりいい感じに回りました。
これはマナ生物に限らず、コントロールに置けるマナアーティファクトの枚数や、ビートダウンのマナ域のかぶる生物の枚数調整にも使える理論だと思います。

例えばビッグマナにおいて不屈な自然と肥沃な大地を投入する場合は4:3、
白単の2マナ生物は白騎士と白き盾の騎士団を4:3、
カウンターデッキの差し戻しとルーンのほつれを4:3といった具合に。
もちろんデッキ全体のバランスやカード単体の効果によっても異なるので一概にそれが正しいというわけではないです。

あくまで自分が使ってみたところ、体感的にそれがベストだと感じているということを補足させていただきます。
人によっては6枚、8枚のほうがいいという場合もあるでしょう。
ちなみに、自分が現在使っている赤白も大立者4モグファナ3の構成でやっています。

2:再利用できるカードは1枚挿し
復活とか回顧とか、墓地から手札に戻ったり再利用できたりするカードは多々あるわけですが。
ただ、それらのカードは基本的に再利用が前提、つまり単体での効果はコストが重かったり性能が低かったりする場合がほとんどです。

ということは、そんなカードばかり使っていれば当然どんどんアドバンテージを失うことになりますよね。
再利用できるカードが強いのは、再利用できる環境が整った中盤~終盤にかけてです。
序盤で負けていては意味がありません。

それならば、そのようなカードは序盤から複数枚あっても邪魔です。
引けたらラッキーくらいの1枚挿しが個人的にはしっくり来ました。
2枚入れてると、2枚目引いたときのがっかり感にかなり泣けます。

今だとウーナの寵愛なんかがこれに当たりますね。
自分が個人的に好きだったのは無残な収穫だったり。

まぁ効果自体が単体で強いカードなら再利用とか無視して4枚入れればいいんですけどね。

とまぁとりあえずこんなところで。
Sei

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