これはこれで、賛否あってもいい事

今日は本の紹介。むしろ、感想文程度のもの。

最近、読んでいてマジックでの戦術にも使えると思う本があったので。

将棋界で初の七冠を達成した羽生善冶さんが書いた決断力という本なのですが、将棋の世界での戦術などに関して書かれています。

一応、アマゾンのリンクはっときます。
ttp://www.amazon.co.jp/%E6%B1%BA%E6%96%AD%E5%8A%9B-%E8%A7%92%E5%B7%9Done%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E21-%E7%BE%BD%E7%94%9F-%E5%96%84%E6%B2%BB/dp/4047100080

いくつか引用してみると…
”定石はただ記憶するだけでは実戦ではほとんど役に立たない。そこに自分のアイデアや判断を付け加えてより高いレベルに昇華する必要がある。”

”私も、十とか十五個の全てについていくのは不可能なので、ある程度取捨選択をし、「これがいけそうだ」とか、「これは自分に合っている」「これは深さがある」などと、標準を絞り込んで研究している。”

”いずれにしてもパソコンを私は予備データとしてしか使っていない。パソコンはここから先はこんな手がある、とは教えてくれない。何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと情報に埋もれるだけである。”

これらの言葉は将棋の世界での勝負から出てくる言葉ではあれど、心理戦やメタが存在するなど、多くの点で共通しているマジックに応用できる面はあるんじゃないかな？とは思います。

そういや、昔「パズルゲーが強い人はカードゲームでも強い」と言われた事あったな。